FOODEX JAPAN2021 開催!-一般社団法人日本能率協会-
2022年3月8(火)~11日(金)アジア最大級の国際食品・飲料展「FOODEX JAPAN2022」が幕張メッセ1~6ホールで開催された。
1976年の開催以来、世界90カ国・地域以上から最新食品・飲料が一堂を会し、国内外の出展者と有力バイヤーとのビジネス拡大の場を提供してきているFOODEXは今回41カ国・地域から約1,461社/約1,787小間を超える数で実施された。
オープニングセレモニーでは3年ぶりのテープカットを実施し、アフターコロナに向けた業界再出発の場としての開催も華やかに宣言された形だ。
今年の見どころは大きく5つ。
まず1つ目は、2021年11月に年間1兆円を初めて突破した農林水産物や食品の輸出額、政府は2030年までに農林水産物・食品の輸出額5兆円を目標に輸出先国の規制やニーズに合った産品の供給を目指していることを背景とした「日本食輸出展」に注目が集まった。
次に外食業界の大きな課題である人手不足や食の価値向上などに向けて生産性の向上などに寄与するAIを活用した品質検出器や脱プラやフードロス削減などSDGsの取り組みに関係する「FOODEX TECH」、更にアレルギーフリーやグルテンフリー、ヴィーガン、健康志向の高まりを背景に利用が拡大されている「代替食品・新素材ゾーン」でも活発な商談、除法交換がされていた。そして長期保存に優れ需要が高まる「フローズンフーズ」、前回までの「美食女子アワード」からのリニューアルとなった「FOODEX フローズンアワード」などは注目が集まっていた。
今年も新たなトレンドや新商品の登場に消費者ニーズをつかんだ食品の流通、外食産業の活性化、アフターコロナの時代での復活を願う。