2021年10月19日(火)Palazzo Ducale Azabuで「DISCOVER SOUTH AFRICA TOKYO 2021 」
南アフリカワイン Trade Tasting & Masterclass セミナーが開催された。
当日は新型コロナウィルス感染予防対策としてマスク着用の徹底、換気、検温、指先消毒対など万全な環境であることは勿論、
入場実施時間帯を3部構成にした上でおこなわれた。
出展はアリスタ・木曽 /ワイン・イン・スタイル / 株式会社ANPAN (アフリカー)/
国分グループ本社株式会社 /株式会社GSAジャパン /JSRトレーディング株式会社
/株式会社スマイル /㈱マスダ/ (株)ハミングバード/株式会社ラフィネ/日本リカー㈱
/三国ワイン株式会社 /株式会社モトックス/MCC (順不同)など計14社。
良きワインを目的にインポーター、飲食店、小売店など多くの方々が訪れた。
南アフリカワインは質が高く美味しい、そして自然環境にも考慮したワイン造りが定評で、それでいて比較的リーズバブルな印象だ。
今回もサステナブルなワイン、未輸入のワインなどたくさんの種類が出展されていたが価格は約2500円~3500円台を中心に約1300円〜の低価格帯や8000から10000円(いずれも希望小売価格)という価格帯と幅広くラインナップされた。
ニューワ―ルドワインの質も上がってきていると感じる中で自然考慮など時代背景も踏まえ南アフリカワインは注目の一つだ。
南アフリカの主なブドウ品種は、白はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、セミヨンなど、赤はカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノタージュ、シラーズ、ピノ・ノワール、サンソーなどであるが比較的どの料理にも合わせやすいバランスの良い印象がある。
美味しくコストパフォーマンスの高い南アフリカワインの強みは消費者の自宅飲み市場でも浸透が期待できそうだ。
そして連鎖的に外食市場にも南アフリカワインのニーズが高まるのは容易に想像される。飲食店でも南アフリカワインの更なる充実したラインナップ、それに合うサステナブルな料理メニューの開発など必要性を意識しておくべきといえそうだ。ニューワールドワインの更なるマーケット基盤の広がりにおける南アフリカワインがより一層けん引していくことを期待したい。