日本最大級イタリアンフェスティバル「イタリア・アモーレ・ミオ」のラグビー版
Cattolica Assicurazioni Piazza Italia(カットリカ保険・ピアッツァ・イタリア)大阪開催された。
大阪市 2019年9月18日(水)~23日(月・祝)会場:大阪市、グランフロント大阪
在日イタリア商工会議所(ICCJ)はラグビーワールドカップ史上、初めて日本で開催されるラグビーワールドカップ201日本大会開催(2019年9月20日から11月2日)を機に、日本最大級のイタリアンフェスティバル「Italia, amore mio!(イタリア・アモーレ・ミオ!)」のラグビー版の日伊交流イベントCattolica Assicurazioni Piazza Ita(カットリカ保険・ピアッツァ・イタリア)を開催した。
9月18日(水)~23日(祝)6日間にわたり、大阪市グランフロント大阪にてそのメインイベントを開催した。
延べ約90,000人のご来場者があり、会場には、連日イタリアラグビー代表選手たちが登場、愛称であるAzzurri(アッズーリ)とイタリアのトリコローレカラーに染まった6日間であった。東大阪市の花園でのラグビーワールドカップ2019™日本大会を観戦するために来日した、イタリアをはじめ、海外各国訪日外国人も多く会場に足を運び、会場は国際的な雰囲気に包まれた。
イタリアラグビー選手たちによるファンミーティングを実施。
9月18日祝賀オープニングレセプションには、約40名のイタリア代表選手が集結した。セルジョ・パリッセ主将は、東大阪市・花園で開催される初戦について「我々にとって一番重要な試合だ。日本でもイタリア同様にラグビーに対する関心が高まっている」と話した。そして、連日イタリアラグビー代表チームがイベントに参加。日本文化(書道・折り紙)を体験し、クッキングショーにも挑戦。東大阪市でのナミビア戦の前日には、ギラルディーニ選手、ジージ選手、ロヴォッティ選手たちがイベントに登場。地元キッズダンサーたちがアッズーリ風の衣装を身にまとい華麗にダンスを披露した。
イタリアが誇るラグジュアリーカー、ファッション、アート、文化についても紹介。
イタリアを代表する高級車として名高いマセラティ。圧倒的な存在感の人気車両・レヴァンテを展示して、多くの来場者が立ち止まり、その魅力に魅了されていた。MCSクルーズでは、2020年渡航スタートするMSCベリッシマのプロモーションを実施。
イタリアでは、最新版のスパイダーマンのメイクアシスタントとしても活躍している世界的に有名なメイクアップアーティストPiero Marsiglio(ピエロ・マルシリオ)がMac Japan特別協力のもとメイクライブパフォーマンスを展開。ソフィア・ローレンやモニカ・ベルリッチをコンセプトとしたメイクを日本人女性に施すパフォーマンスを行い、アジアンビューティがイタリアを代表する有名女優風なゴージャスなスタイルに変身した。モデルになった女性は、「日本人はナチュラルなメイクを好むが、立体的なメイクをすることで、写真映えする小顔効果もあり、イタリア風のセクシーなメイクを取り入れたい」と話した。
ファッションモードのトレンド発信地・イタリアミラノを代表する芸術学院・NABA(ミラノ新芸術学院)からはLorenza Branzi(ロレンツァ・ブランズィ)が来日。33着が繋がったニットドレス作品ファッションプロジェクト・Family Dressがミラノ、パリ、USA、東京に次いでついに、大阪に初上陸。実際に着ることもできる構造、国籍などにとらわれない“インクルージョン”と“社会意識”のメッセージを訴えた。大阪文化服装学院のニット作品を新たな1体として繋げていた。実際に身にまとい、会場内を行進するパフォーマンスを行ったBest of Miss Osakaミスユニバースジャパン大阪代表を中心とした大阪の美女たちは「いつかイタリアのミラノコレクションなどの舞台を目指したい」と大きな夢を語った。
イタリアのプロセッコ協会主催のセミナー、イタリア大使館貿易促進部による本格的なイタリアの食文化を体験できるコンテンツも盛りだくさん。イタリア・マルケ州を代表するシェフ、Vincenzo Spinosi(ヴィンチェンツォ・スピノーズィ)が来日し、毎日ステージでクッキングショーを展開、マルケが誇る本場のパスタの味を披露。Spinosini(細麺パスタ)をオイルベースの生ハムとグラナパダーノチーズを使ったレモン風味のパスタを振舞った。モチモチした食感で、生ハムとチーズとレモンのソースはさわやかな味わいで、試食タイムには多くの列をなした。
また、ダイワロイヤルグランデ京都のエグゼクティブシェフ、クリスティアーノ・ポッツィも2回のクッキングショーを行った。レシピは「九条ネギペストのニョッキ」。伝統的なジェノヴェーゼソースのバジルに代わり、京都名産の九条ネギを使用。手打ちのニョッキに合わせた。「イタリアと大阪は似ているところがある。私は京都在住なので地元の食材九条ネギをイタリア料理に合わせることを始めたら非常に好評だったので、他にも豆腐、湯葉などを使用することがよくある」
ヴィンチェンツォ・スピノーズィ) クリスティアーノ・ポッツ
イタリア大使館貿易促進部による食のマスタークラスでは、Piu39のパン職人アッジオ・パオロさんによるイタリアパンセミナーなどを開催。クチーナヒラタから町田シェフ、リストランテオガワから小川シェフを招いてフレーバーオイル料理教室など体験コーナーも展開。生ハムの試食など多くの来場者が本物のイタリアの食文化を体験した。イタリア府政府観光局による
観光プロモーション。大阪で10月のセミナーに関する告知などを行った。また、マルケ州の観光プロモーションでは、芸術(ロッシーニの故郷であり毎年オペラフェスティバルを開催)、文化(ラファエロなど歴史的偉人が生まれた町)の魅力をアピールするとともに、マルケ州の名産ワインを振舞った。マルケ州の関係者は、「マルケ州には現在年間5000人くらいの日本人来が訪れるが、今後は観光プロモーションを日本でも強化し、マルケ州の認知度を高めて、多くの人々が訪れるようになってほしい。今回の関西でのプロモーションはとても有益なものであった」と語った。
Italy VS Osaka 地元大阪と連動したイベントコンテンツも展開
・大阪万博2025PRプレゼンテーション
大阪府の人気キャラクター・もずやんも登場!大阪万博推進室の堤成光氏は、「このような日伊国際イベントで、万博の
プロモーションができることはとても良いチャンス。これから、ロゴや新しいキャラクターも完成する予定なので、もっともっと
万博2025の認知度を世界中に広める施策を強化していきたい」と話した。
今後は、福岡そして、10月6日に豊田市で開催されるスピンオフイベントへと続き、豊田市のイベントには、イタリアの人気俳優アンドレア・コッコも登場する予定だ。