(レポート)店舗づくり、産地家具や建築素材を考える「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」
店舗空間はコミュニケーション空間。
空間、モノ、ヒト、サービスなどをお店を訪れるヒトが感覚や情報、体験する場所である。
店舗空間を作る際には店のコンセプト、ターゲットイメージ、店内の導線、オペレーションなどコンセプトフェーズでしっかり
プランニングの上、インテリアのデザイン、設計をしていく必要があるが今はより建築素材や家具などディテールを考える上で産地家具、
建築素材の活用重要なポイントだ。
「第13回IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」-メッセフランクフルト ジャパン-が2021年10月18日(月)~20日(水)の3日間、
東京ビッグサイト南展示棟にて開催された。
開催は2年ぶり日本各地の家具産地メーカー、テキスタイル、テーブルウェア、デザイン雑貨、生活用品、エシカルアイテム、
建築素材などの各メーカーが集結。
小売業のバイヤーのみならず設計事務所、デザイナー、ホテル、レストランの方々も大勢来場されていた。
まさに産地家具、建築素材にフォーカスされている。
また、今回は他にも特別企画として建築家芦沢啓治氏をディレクターとして迎えての「+TALENTS」と{建築家向け出展ブースツアー」や
新設ゾーン、業界著名人によるトークショー、などの企画を展開。
そして持続可能な社会を実現するためのエコ、省エネ、リサイクル、エシカル消費、サステナブルといった時代性を考慮した
ワードに関わる商材が多く出展。
サービスはヒト、空間、サービスで作る「時間」を提供すると思うが
それらを通して時代のメッセージを含めたコミュニケーションを意識することも大切な使命だろう。
今回、訪れたサービス業に従事される方々にとって空間、時間をどうつくるか?
を考えるきっかけになったEXPOだったのではないだろうか。