Consorzio Chianti Classicoは、11月1日(月)ザ・ペニンシュラ東京 ザ・グランドポールルームにて
キアンティ・クラッシコ コレクション/コネクション 2021 TOKYOを開催した。
緊急事態宣言により一度開催を延期されたが緊急事態宣言の解除により新型コロナウィルス感染症対策も万全に、検温、マスク着用、
換気などをしっかりおこない、テイスティング以外はマスクを付け会話を控え、3部構成での実施だ。
会場では約70を超えるワイナリーから出された約188種類のキアンティ・クラッシコが並び大勢のバイヤー、
外食関係者等による試飲が行われていた。
イタリアを代表するワイン、「キアンティ・クラッシコ」。
言わずと知れたトスカーナの最重要品種のサンジョヴェーゼを最低80%以上使用し、他の黒ブドウ品種の混醸は20%までとされている。
ガッロ・ネーロのシンボルマークのついたワインは、ブドウ栽培からワインのボトリング(瓶詰め)まで、全ての工程をトスカーナ州のフィレンツェとシエナの間ににある地域であるキアンティ・クラッシコ地区で行わなれたもの。
キアンティ・クラッシコ・ グラン・セレツィオーネ自社畑のブドウのみを使用、シングルヴィンヤードまたは厳選された極上のブドウを使用で低熟成期間を30カ月(瓶内熟成3カ月を含む)また、卓越した香りと味わいキアンティ・クラッシコ・ リゼルヴァは最低熟成期間を24カ月(瓶内熟成3カ月を含む)そしてキアンティ・クラッシコ・ アンナータ最低熟成期間を12カ月(キアンティクラシッコHPより引用)など細かな規定をクリアしたキアンティ・クラッシコ達が勢ぞろいした今回、未輸入ワインも多く顔を出した。
濃いルビー色、豊かな香り、どれもバランスよくそれでいて個性があるワインだ。
逆風が吹き続けた外食産業だが一方で消費者は自宅などで食、ワインへの関心度など意識向上が見込まれているとするならば、今こそ歴史、伝統あるこの個性達と様々な料理でペアリングした今の時代にあった新しいレストランシーンの実現が期待される。
また、消費者も外食でワインライフを楽しんでもらいたい。
イタリア料理は勿論、和食など他の料理との組み合わせによるキアンティクラッシコが見せるレストランシーンの実現を多くのレストランに期待する。