（レポート）キアンティ・クラッシコ試飲会＆マスタークラス 2022 東京開催！～Consorizio Vino Chianti Classico～

キアンティ・クラッシコ試飲会＆マスタークラス 2022 東京開催！

～Consorizio Vino Chianti Classico～

2022年10月31日（月）キアンティ・クラッシコ試飲会＆マスタークラス 2022 東京開催がザ・ペニンシュラ東京で開催された。

開催は各回完全予約制・入れ替え制で新型コロナの感染防止対策は万全に準備をした上での開催。

マスタークラス「キアンティ・クラッシコの多様なテロワール発見の旅」をテーマにキアンティ・クラッシコ・アンバサダー　宮嶋勲氏を講師により一部、二部に分けての2部構成で行われた。一方、試飲会も同様に一部、二部と2部構成での実施となった。

その中から今回は試飲会をレポートする。

試飲会会場は同ホテル３Fザ･グランドボールルーム。

ウォークアラウンド形式実施されワイン輸入元、商社、卸、などをはじめ、スクール関係者やソムリエ、小売店、飲食業、報道など多くの関係者が試飲に訪れイタリアより来日された約35の生産者の方々との商談、情報収集を意欲的におこなっていた。

今回、キアンティ・クラッシコDOCGのスティルワインに加え、ヴィンサントとオリーブオイルも紹介され、イタリア生産者の方々の積極的PRの様子も伺える。

キアンティ・クラッシコ協会 (Conzorzio Vino Chianti Classico) 会長のジョヴァンニ・マネッティ（Giovanni Manetti）によるとキアンティ・クラッシコDOCGの新たな取り組みである、UGAプロジェクトにより、キアンティ・クラッシコのワインはそれぞれのワインが生まれた原産地とより明確に紐づけられるとのこと。
キアンティ・クラッシコの産地を11のエリア/村のサブディビジョンとして区分けしそのエリア/村は歴史的・伝統的に知られているものに沿っており、UGA名称はグラン・セレツィオーネのボトルに表記される。

それは特に消費者にとって、そのワインがどのエリアからきているのかがわかり易くなるというものとのこと。

それによりキアンティ・クラッシコの多様性をより深く感じられるメリットがあるのだとか。

一方、今年の集客については夏猛暑と干ばつにも拘わらず、順調のようだ。