カネボウ化粧品では、東アジアを中心とした7都市で「女性のライフスタイル調査」を実施しました。これにより、各国・地域それぞれの女性を取り巻く環境、社会的な立場やライフスタイルの違いが、メイク意識や表現にどのような影響を与えているかを確認しました。さらには、メイク意識や表現が違っていても、それぞれの表現方法でそれぞれにメイクを楽しんでいることがわかりました。
近年のインターネット・SNSの普及により、世界中のどこにいても同質な情報が得られる時代になりました。しかし、そのような中にあっても、女性達のメイク表現は、国や地域によっていまだに明確な特徴を持っているように見受けられます。
たとえば、日本と韓国は、コスメ大国としてアジア地域に大きな影響を与えていますが、隣国同士であるにもかかわらず、そのメイク表現は大きく異なっています。そこでカネボウ化粧品は、東京、北京、上海、台北、バンコク、ソウル、ニューヨーク(NY)の18~34歳の女性、計1,219名を対象としたインターネット調査を実施。その調査結果から、以下のような考察をまとめました。
<調査概要>
調査手法:インターネット調査 2016年10月実施(一部2016年12月に追加調査実施)
調査対象:東京、北京、上海、台北、バンコク、ソウル、ニューヨーク(NY)の18~34歳の女性各149~155名(東京のみ307名) 計1,219名
主な調査項目:社会の中での女性 / なりたい人物像 / メイクの実態
<調査結果(メイクの実態)>
◆ソウルの女性は7都市で最もメイクに時間をかけ、また使用アイテム数も最も多くなっています。東京の女性は、アイテム数は多いものの、かける時間は最も少なくなっています。
◆最もメイクに力を入れるタイミングは、バンコク・北京は「仕事に行くとき」、ソウルは「デートのとき」。東京の女性は「同性の友人と遊びに行くとき」が他都市より高くなっています。
◆プライベートではすべての都市で、7割以上の女性が楽しんでメイクをしています。一方、仕事では、プライベートと比較して楽しみ度合いは低くなり、東京・ソウルは特に低くなっています。
◆メイクをする意味は、ソウル以外の都市は、「身だしなみのため」が一番に挙げられていますが、ソウルの女性は他都市とは違い「欠点カバー」「自己表現」のためにメイクをしています。また、北京・上海・バンコクの女性も、2番目には、「自己表現」を挙げています。東京の女性は「おしゃれを楽しむ」ため、NYの女性は「女性であることを楽しむ」ためにもメイクをしています。
引用元:PR TIMES