ソアーヴェが、11月30日のGIAHS(世界農業遺産)のプログラムにより、FAO(国連食糧農業機関)の科学委員会で認定され、53番目の世界農業遺産として認定された。
今日、10年以上の長い年月を経て、ソアーヴェは、GIAHS – FAOとして認定された。ソアーヴェワイン保護協会は、研究、出版、その他を実施し、世界で53番目、イタリア初の歴史的田園景観として認定され、イタリア初のブドウ栽培に関連した世界遺産の栄冠を勝ち取った。 この受賞によって、この土地の独自の特徴として、ペルゴラ・ヴェロネーゼ、乾燥した低い壁によって作られた保水システムと段々畑(昨日ユネスコ世界無形遺産として認定された)、ブドウの乾燥、レチョート・ディ・ソアーヴェ、火山性および石灰質の土壌でブドウの苗を育てる努力を継続する3000軒のブドウ栽培農家の集まりである優れた協同組合組織が世界農業遺産として保護されることとなった。何百年もの蓄積によってもたらされた畑と伝統が、何世代にも渡って引き継がれ、この世界をけん引する若者たちによって今日も活かされている。 これは、2006年、「ソアーヴェの景観」として掲載されたのが最初で、潜在価値を認められた特別で独自な要素と、200年以上に渡りブドウ栽培に専念してきた土地によってアイデンティティーを得、2015年、「起源、スタイル、そして価値」の発行により、協会によってコーディネートされた仕事をベースに、イタリア初の歴史的田園景観受賞に導かれた。最終的には、アルド・ロレンツォーニと、キアラ・マッティエッロを始めとする協会チームによる数年にわたる協力によって、GIAHSの出願書類が提出された。
-ソアーヴェワイン保護協会事務局長アルド・ロレンツォーニは言う-「これは、世界で唯一のこの田園景観の保全のために行っている多くのプロジェクトによって成り立っている。これらのプロジェクトを通じて、生産システム全体は、持続可能性と将来への期待の両面において、同じ方向に向かっている。」と。
これはイタリアのブドウ栽培に関するものとしては初めての認定で、イタリアワイン生産者における快挙と言える。
今後の取り組みにますますの注目が集まる。
Soave By The Glassキャンペーン事務局/SOLOITALIA