国内最大級の男性向け料理メディア「オリーブオイルをひとまわし」(「オリひと」)を運営する株式会社ディライトクリエイション(本社:東京都港区、代表取締役:石井康夫)は、「オリひと 男の料理研究所」において、食品宅配サービスに関するインターネット調査を実施しました。
忙しい毎日でも、自宅まで食品を届けてくれる食品宅配サービス。日常的に活用しているという人から気になっている人、どのようなサービスか詳しくは知らない人まで、消費者の認知度は様々です。
最近では、生鮮食品や冷凍食品に加えて、カットなど下ごしらえを済ませた半調理品のミールキットも好評となっています。多様な使いみちのあるサービスに進化しつつある食品宅配サービスですが、実際にはどのように利用されているのでしょうか?「オリひと 男の料理研究所」が最新のアンケートから、食品宅配サービスの利用実態を調査しました。
アンケート結果から、食品宅配サービスを利用する男性が、女性よりも高い頻度で商品を購入していることが分かりました。男性からの食品宅配サービスの認知度は高くないため、サービスの利用者は少ないものの、一度利用し始めた男性は女性以上に積極的に商品を購入するようです。
既に料理は女性だけの世界ではなく、今後料理をする男性の存在感はさらに強まっていくと考えられます。これからの時代、食や料理の分野でも、男性の情報の受け取り方を踏まえたマーケティング戦略が求められることになりそうです。
調査概要
調査対象:全国の男女
回答数:1,369名
調査期間:2018年8月31日~2018年9月17日
調査方法:インターネット調査
トピックス
男女で食品宅配サービスの利用率には約2倍の差が存在
利用者の中では、男性が女性よりも高い頻度で利用
男性は生鮮食品や食材をより多く購入。手料理へのこだわりが強い
1.男女で食品宅配サービスの利用率には約2倍の差が存在
食品宅配サービスの利用状況をたずねたところ、男性は7.9%、女性は14.6%の人が現在食品宅配サービスを利用していました。
特に、子どものいる場合で利用率が大きく高まる傾向が見られ、子育てが始まると、女性のネットワークを中心に口コミなどで利用が広がっているようです。一方で、男性では口コミで広がる機会が少ないこともあり、食品宅配サービス自体の認知度がまだ低い状態であると考えられます。
利用率としては女性が男性の2倍近い結果ですが、利用者の商品購入頻度や購入内容を見ていくと、意外なことが明らかになりました。
2.利用者の中では、男性が女性よりも高い頻度で利用
食品宅配サービス利用者に商品の購入頻度をたずねたところ、週1回以上購入している男性は約8割に達するのに対して、女性は約7割という結果になりました。なんと男性の利用者の方が購入頻度は高いようです。
現在、食品宅配サービスの認知は、男性の間では十分に広がっていません。そのような状況であってもサービスを利用している男性は、活用方法を吟味したうえで意思決定しており、より積極的に商品を購入しているようです。
3.男性は生鮮食品や食材をより多く購入。手料理へのこだわりが強い
また、食品宅配サービスを利用している男性は、購入頻度が多いだけでなく、購入する商品の種類も幅広いことが分かりました。
普段食品宅配サービスで購入している商品としては、男女ともに生鮮食品、調味料・食材、冷凍食品が多く、いずれも7割前後の人が購入しています。その中で、生鮮食品と調味料・食材を購入している人の割合は、男性の方が女性よりも高くなっていました。食品宅配サービスを利用している男性は、自分で材料を購入し、食材や調理法にこだわって料理をしている人が多いと考えられます。
※今回の調査結果については、こちらからもご確認いただけます。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/11/post-3430.html
引用元:PR TIMES