第8回イタリア料理コンクール「Gran Concorso di Cucina 2017」の優勝者が決定した。今年で開催8回を数える当コンクールは2017年12月4日(月)東京ガススタジオ「厨BO!SHIODOME」(港区東新橋)で開催された。
当コンクールは主催が在日イタリア商工会議所(ICCJ)(港区三田)、特別協賛には株式会社バイオバランス、アリタリア・イタリア航空、バリラジャパン株式会社、株式会社Vino Hayashi、後援にはイタリア大使館、在大阪イタリア総領事館、イタリア文化会館、イタリア政府観光局(ENIT)日本イタリア料理協会(ACCI)。決勝戦は今回エントリーした64名の中から進出した8名によって競われ、4名ずつ2グループに分かれ各グループ1時間の持ち時間でパスタ料理と肉料理の2品を作る。
決勝進出者8名は以下の通り
決勝進出者 ・土井俊介 –(トラットリア・ダ・テレーサ / 東京) ・中村 慎輔 -(カジュアルイタリアン酒場バーカロ ラッツァ / 兵庫) ・佐藤 雄基 –(IL BEIGE / 愛知) ・小嶋 航路 -(Bistro cosicosi / 東京) ・櫛田 賢市 –(びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビオナ / 滋賀) ・横山浩平 –(IL NESSO / 神奈川) ・高瀬 智之 – (リストランテ マキャベリ / 東京) ・サンパット・バンダラ– (Hilton Tokyo Odaiba / 東京)審査員団は(アルファベット順・敬称略) ・マッシモ・アッレグリ(アリタリア–イタリア航空) ・シモーネ・カンタフィオ(ミシェルブラストーヤジャポン/ ミシュラン☆☆)※特別審査委員長 ・トンマーゾ・デルコレ(イタリア大使館) ・ステファノ・ファストロ(リストランテ・ステファノ) ・ジョルジョ・マテーラ(ディ・ジョルジョ) ・内藤善夫(株式会社バイオバランス) ・エマヌエラ・オリギ(Accademia Italiana della Cucina – Legazione di Tokyo) ・クリスティアーノ・ポッツィ(元アルマーニ、ハイアットリージェンシー・グアムなど) ・アントニー・ストリアネーゼ(バリラジャパン株式会社)
審査基準は① 味 ② 盛り付け ③ 今年のテーマ「バイオバランス黒毛和牛いちぼ肉」の活かし方 ④ 創造性の4つの観点で評価する。
限られた時間の中で各シェフは最大限にパフォーマンスを見せ、次々と審査対象の料理が出来上がっていった。審査員方も真剣に出来上がる料理に審査を進めていった結果、優勝はサンパット・バンダラ(ヒルトン東京お台場 / 東京) 第 2 位に高瀬 智之(リストランテ マキャベリ / 東京) 第 3 位に櫛田 賢市(びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビオナ / 滋賀)そしてバリラ賞に(バリラジャパン株式会社より)横山浩平(IL NESSO / 神奈川)ジャーナリスト賞(取材の記者グループにより選出)に櫛田 賢市(びわ湖大津プリンスホテル レイクビューダイニング ビ オナ / 滋賀)という結果になった。
今年も盛大に行われた当コンクール、今後もイタリア料理の更なる活性に注目が集まる事が予想される。