10月30日(月)・31日(火)の2日間、在日イタリア商工会議所(港区三田)のイベントスペースにてワイン輸入業者並びにジャーナリストを対象としたピエモンテワインの試飲会・商談会『Sentimento Vinicolo Italiano』が開催された。試飲会・商談会ではワインを美しい写真やアートディレクションを融合させたプロジェクトなどを手掛けるTHE GRAPE SCREAM(※http://www.thegrapescream.com)が4社のワイナリーを代表して紹介。
Castel Roccheroに300ヘクタールの葡萄畑を所有し、ワイン作り用の塔(イタリアに3つしか存在しない)にて醸造が行なわれるLA TORRE DI CASTELROCCHERO (ラ・トーレ・ディ・カステル・ロッケーロ) 。生産量 年間6万8千ボトル、若きワイン醸造家によりつくられる当ワインは今後、更に飲みやすい味を追求しながら生産量を増大させていく方針。次にロエーロのブドウ畑で土地の特性を最大限に引き出すワインを提案するGIACOMO BARBERO(ジェコモ・バルベーロ)。造られている若き醸造家の曽祖父は有名なバルベーロの創立者。やさしく、フレッシュ、そしてエレガントな味わいは日本でも広い層に受け入れられる要素を持っており日本のレストランシーンでも活躍しそうである。そして1980年代からランゲでArneisとChardonnayの栽培をはじめ現在では6種類のブドウから16種類のワインを醸造するDROCCO LUIGI(ドロッコ・ルイージ)。最後に濃厚で複雑な味わいを持ち長期熟成に向いたDoglianiのワインをLanghe地方で製造するDAVIDEBEVIONE (ダヴィデ・べヴィオーネ)。海抜500mの土地で作られており、ドルチェットはタンニンが多いため栽培も醸造も難しい品種だが年間を通して涼しく粘土質であることからドルチェット品種に適した土地であり個性豊かな質の高いワインが作られる。
これら4つのワイナリーの各ワインがこれから日本市場に流通されていく事が期待されるがそれぞれ個性豊かな味わいで日本のワイン・食の愛好家の中でもファンが増えそうである。試飲会・商談会では輸入業者やホテル、レストランの方々の注目が高まっていた。
(ワイン紹介)
*LA TORRE DI CASTELROCCHERO
https://drive.google.com/file/d/0B8-rPd8ssIkGRjdNUG1TR0gwYW8/view
*GIACOMO BARBERO
https://drive.google.com/file/d/0B8-rPd8ssIkGS1RadmFONEd6bjA/view
*DROCCO LUIGI
https://drive.google.com/file/d/0B8-rPd8ssIkGaV8tbW5MVEt3S28/view
*DAVIDEBEVIONE
https://drive.google.com/file/d/0B8-rPd8ssIkGSXBVM3hHRzV3dEU/view
■THE GRAPE SCREAM